奪うのは50億の金塊。どう攻め、どう奪い、どう逃げる?
小さいヤツ程、華麗にキメる。最後に笑うのは誰だ?
5人のプロ、ミニじゃなければ出来ないキレ技に貴方は圧倒される。

窃盗のカリスマ・チャーリー(マーク・ウォールバーグ)の次の計画は最新型金庫に眠る50億の金塊を奪う事。

集められたのは、潜入のプロ・スティーブ(エドワード・ノートン)、天才ハッカーのライル(セス・グリーン)、最速の逃亡王ロブ(ジェイソン・ステイサム)、時限爆弾装置のプロ・レフト・イヤ(モス・デフ)、伝説の金庫破りジョン・ブリジャー(ドナルド・サザーランド)の5人。

計画が成功したかに思えた時、スティーブの裏切りにより金塊は盗まれ、ジョンは、スティーブの手にかかり命を落とす。

1年後、チャーリーはジョンの娘で錠前屋のステラ(シャーリーズ・セロン)をスカウトし、奪われた金塊の再強奪を試みるのだが…

原 題 THE ITALIAN JOB
製作年 2003年
製作国 アメリカ
監 督 F・ゲイリー・グレイ
脚 本 ドナ・パワーズ、ウェイン・パワーズ
製作総指揮 ティム・ビーヴァン、ジム・ダイヤー、エリック・フェルナー、ウェンディ・ジャフェット
撮 影 ウォーリー・フィスター
音 楽 ジョン・パウエル
出 演 マーク・ウォールバーグ(チャーリー)、エドワード・ノートン(スティーブ)、シャーリーズ・セロン(ステラ)、セス・グリーン(ライル) 、ジェイソン・ステイサム(ロブ)、ドナルド・サザーランド(ジョン・ブリジャー)、モス・デフ(レフト・イヤ)


’69年に公開された同名映画のリメイクなので、元の作品にオマージュを捧げつつも、本作はオリジナルと別の観点からストーリーに切り込んでいます。

リメイクでは、人物面に焦点が当てられていて、メイン俳優が個性的な街並みや車に負けない強烈なキャラクターをアピールしました。

マーク・ウォルバーグ演じるチャーリーは、凄腕なのに周りに振り回される『ビックヒット』の狙撃手役に似ています。

表情を変えず冷徹にチャーリーを追い詰める側に回る、スティーブを演じるエドワード・ノートンは、『ボーン・レガシー』で演じたCIA研究員の悪役っぷりを彷彿とさせます。

この作品で演じたハンサムロブの様な、女に目がないが仕事ぶりは抜群というキャラクターは以後ジェイソン・ステイサムのアクション映画主役キャラの定番となります。

オリジナルでは主人公のガールフレンドだった女性も、リメイクでは金庫破りの娘という話に需要な役割となっています。

オリジナルは、カーマニアに捧げられた映画と言っても過言ではありません。
映画の冒頭でランボルギーニ・ミウラが走るシーンは、オリジナルの冒頭で、ロッサノ・ブラディがミウラに乗るシーンへのオマージュでもあります。

映画の中では、最初はベニスを舞台にカーチェイス、次はロスを舞台に大渋滞を作り出すという、手の込んだ撮影を行った為、劇中のカーチェイスは見どころ満載です。

監督と俳優陣のタッグにより、劇中のカーアクションが極力スタントなしという所は、リアル感にこだわる人にとって魅力です。
スタントなしのカーアクションを最もこなしたのはシャーリーズ・セロンなのだそうです。

映画のラストは、チャーリーがジョンの遺言を守ったあたりもすがすがしいですね。

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