幸せに暮らす大学教授を襲った妻の冤罪疑惑と禁固刑。
上告も認められず、自殺未遂を図る妻を目の当たりにした夫は、脱獄のプロの門を叩く・・・
名優の共演によるサスペンスドラマ。

大学教授のジョン(ラッセル・クロウ)は上司殺しの冤罪をかけられ罪に問われている 妻ララ(エリザベス・バンクス)を脱獄させるべく計画を練っていた。

上告も却下され、自殺未遂を図る妻をジョンはこれ以上見ていられなかったのだ。

彼は脱獄のプロ・ディモン(リーアム・ニーソン)に相談し、偽造パスポート、新しい社会保険番号、トラック一台分の現金を用意。
米国より離れた所に逃げる事にする。

ジョンは脱獄の為に、ララに高カリウム血症という偽の血液検査結果を作り、病院に移送させそして、脱獄を図ろうとするのだが・・・

原 題 THE NEXT THREE DAYS
製作年 2010年
製作国 アメリカ
監督・脚本 ポール・ハギス
製作総指揮 アンソニー・カタガス
撮 影 ステファーヌ・フロンティーヌ
音 楽 ダニー・エルフマン
出 演 ラッセル・クロウ(ジョン・ブレナン)、エリザベス・バンクス(ララ・ブレナン)、タイ・シンプキンス(ルーク・ブレナン)、リーアム・ニーソン(ディモン・ペニントン)、オリヴィア・ワイルド(ニコール)


本編1時間半ぐらいの3分の2は、脱獄計画という異例のサスペンスドラマです。
どこにでもいる普通の人間が冤罪をかけられた妻の為に 脱獄計画を練るのですから、そうそう巧くいくわけもありません。

脱獄のプロに相談に行きますが、看守を殺せるか、子供を置いていけるかと脱獄に置いて様々なリスクを背負わなくてはいけない事を思い知らされる事となります。

ジョンは、最初刑務所の下見をし、エレベーターを使うのに鍵が必要と知り 万能の鍵を作りますが、いざ刑務所で試すと巧く行かない事が判明します。

そこで妻ララが糖尿病である事から、高カリウム血症で異常が出たという偽造検査結果を作り、病院に移送させ、そこから逃走させようとするのです。

そこからは交通網閉鎖、道路閉鎖となるので、彼がララを救い、家族が逃げ切れるかどうかは時間勝負となるので、一気に展開がはやくなる所が目が離せません。

逃走経路を警察の目から撒く為に、自宅に張ったメモ、写真、地図などをわざと自宅から数ブロックはなれたゴミ箱に破って捨てるシーンも見どころです。

映画の見どころは、ある日突然冤罪をかけられ、現在の裁判では正当に裁かれないという立場に立たされた人たちが、どう自由を掴み取るかという所でしょう。

ラストでは、ララが無罪を主張した証拠らしきものが出てきますが、それを証明できるものがありません。

真犯人が事件を捜査した刑事には判ったとしても、公の場に連れ出す事が出来ないそんな歯がゆさを感じる映画でもあります。

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