幼い日に両親を殺された少女は。美しき暗殺者となった。
彼女の名はカトレア。復讐を果たすまで安息の日々は来ない。
リュック・ベッソンが送り出す新たなヒロインが、ここに現れる。

幼い頃に両親をマフィアに殺されたカトレア(ゾーイ・サルダナ)は故郷コロンビアから逃げ、シカゴの叔父エミリオ(クリス・カーティス)の元で凄腕の美しき殺し屋に成長していた。

マフィアから抜けたいと願っていたカトレアの親は、組織を壊滅させるかもしれぬ秘密を握ってた為に命を狙われていたのだった。

カトレアは両親を目の前で殺したマルコ(ジョディ・モリャ)と、その背後に居るドン・ルイス(ベト・ベニテス)を見つけ出し、復讐を果たそうとする。
その為に、エミリオからの仕事を引き受け、殺しの現場にコロンビアの国花であるカトレアを置いていった。

カトレアの事件を捜査していた刑事・ロス(レニー・ジェームス)は、彼女の殺す人間は全員マフィアである事から敵討ちかと考える様になるのだが…

原 題 COLOMBIANA
製作年 2011年
製作国 アメリカ、フランス
監 督 オリヴィエ・メガトン
脚 本 ロバート・マーク・ケイメン
製作総指揮 リュック・ベッソン
撮 影 ロマン・ラルールズ
音 楽 ナサニエル・メカリー
出 演 ゾーイ・サルダナ(カトレア)、ジョディ・モリャ(マルコ)、ベト・ベニテス(ドン・ルイス)、レニー・ジェームス(ロス)、マイケル・ウェルダン(ダニー)、クリス・カーティス(エミリオ)


リュック・ベッソンが制作総指揮というだけあり、もしも『レオン』や『ニキータ』が大人になったとすれば、どの様な人生を送ったのだろうと思わせる様な仕上がりになっているのが、この映画です。

マフィアの一員だった事だけでなく、組織を壊滅させる程のある秘密を握っていたカトレアの親は命を狙われ殺されます。
カトレアは、父から逃げろと指示された住所に逃げるとそこは米国大使館で、父が渡したチップを口から出して、大使館の人間に渡すと、よほど重要な事が書かれていたのか、そのまま入国が認められてしまうのです。

大人になったカトレアは、マフィアに『自分はまだ生きている、いつか親の仇を討つ』という存在を見せつける様に、叔父の元で暗殺者としての教育をうけます。
軽犯罪で先に留置場に入り、収監される予定の凶悪犯罪者を葬り去るという事もする様になり、殺害現場にはコロンビアの国花であるカトレアを置いていったことから、彼女はマフィアだけでなく
FBIからも目をつけられるようになるのです。

カトレアを教育した叔父エミリオは息子の代わりとしてカトレアを育てましたが、彼もまたカトレアの復讐の犠牲となります。
復讐の代償としてカトレアは、人並の家庭だけでなく、恋人ダニー(マイケル・ウェルダン)にも別れを告げます。

ベッソン映画の女性主人公は、強く、美しく、しなやか、かつ自らの運命を辛くとも受け入れるというものが特徴です。
今回のカトレア役のゾーイ・サルダナも、当てはまります。

ラストの展開は、自分の宿命に命をささげる女主人公の生き様が垣間見え共感できると思います。

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