任務遂行中に濡れ衣を掛けられ本国から見捨てられたイーサン・ハントたち。
彼らに残された名誉回復方法は、核弾頭ミサイル発射装置とコードを奪い返す事・・・
『ミッション・インポッシブル』シリーズ第4作

ロシアのクレムリンで爆破テロが起こり、現地に居合わせたイーサン(トム・クルーズ)のチームに容疑がかかってしまう。

搬送先の病院から抜け出したイーサンは長官(トム・ウィルキンソン)と分析官・ブラント(ジェレミー・レナー)と車の中で落ち合う。

イーサンはそこで、米国は国際関係の悪化を恐れ『ゴーストプロトコル』を発動し、IMFの機能を停止させたことを伝えられてしまう。

その直後長官は殺され、ブラントとイーサンはロシアのエージェント・マシコフ(アナトリー・シディロフ)の追跡を逃れ、作戦基地のあるコンテナ車に乗り込み、思わぬ情報を突き止める・・・

原 題 MISSION: IMPOSSIBLE – GHOST PROTOCOL
製作年 2011
製作国 アメリカ
監 督 ブラッド・バード
製作総指揮 ジェフリー・チャーノフ
原 作 ブルース・ゲラー
脚 本 アンドレ・ネメック、ジョシュ・アッペルバウム
撮 影 ロバート・エルスウィット
音 楽 マイケル・ジアッキノ
出 演 トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ポーラ・パットン(ジェーン・カーター)、サイモン・ペグ(ベンジー・ダン)、ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)、ミカエル・ニグヴィスト(カート・ヘンドリクス)、ウラジミール・マシコフ(アナトリー・シディロフ)、アニル・カブール(ブリッジ・ナス)、レア・セドウ(サビーヌ・モロー)、ジョシュ・ホロウェイ(トレヴァー・ハナウェイ)、トム・ウィルキンソン(IMF長官)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、ミシェル・モナハン(ジュリア・ミード)


イーサンたちは、核弾頭発射スイッチを持つ男『コバルト』がヘンドリックス(ミカエル・ニクヴィスト)であり、彼は発射コードのパスワードと引き換えにダイヤを受取る殺し屋サビーヌ(レア・セドウ)とドバイにあるブルジュ・ハリファで落ち合う事を突き止めます。

この時のブルジュ・ハリファの壁面をつたうスタントなしのクルーズの体当たりアクションは見物であると同時に冷や冷やします。

イーサンたちは、ブルジュ・ハリファに部屋を取り、カーターがサビーヌと、イーサンとブラントは、ヘンドリクスと取引をしようとしたのです。

取引は成功しましたが、イーサンはヘンドリクスが軍事衛星をインドの通信企業家ブリジ(アニル・カブール)に売りつけようとしているのを知ります。
この衛星を通じて核弾頭ミサイル発射指令を出そうとしているのです。

イーサンたちは、軍事衛星を動かすサーバーをダウンさせようとします。

この時にジェレミー・レナー演じるブラントが、『ミッション・インポッシブル』1作目の様を思い出させる様な体当たりアクションをする所も見物です。

ヘンドリクスはそんなイーサンたちの行動を先読みした一手を打って来ます。
発射装置入り鞄を持って逃げるヘンドリクスとイーサンは、ついに立体駐車場で争いとなります。

ヘンドリクスとイーサンとの最後の戦いは息が詰まります。

このシリーズ、アクションも見物ですが今回は登場人物の人間関係も見どころです。

分析官ブラントが、思わぬ戦闘能力を発揮した事から、イーサンは彼の素性を疑いますが、ブラントは過去のある任務について、イーサンに負い目がある事が劇中で明かされます。

そうした人間関係の描写も興味深い作品です。

やはりお勧めは『ミッション・インポッシブル』シリーズになるでしょう。
シリーズものとはいえ、全ての作品のテーマが違う所がお勧めです。

第一作は、オリジナルを踏襲しIMFのリーダーはジム・フェルプス。
クルーズ演じるイーサン・ハントは部下という設定で動きます。
仲間が次々殺されるという危機に見舞われながら事件を解決していく様は、オーソドックスなスパイ映画を踏襲していました。

その後、二作目、三作目と、ドラマ要素を付け加えつつ、クルーズに負けない魅力的な悪役も添える事で、この映画は続いてきたと思います。

ミッション・インポッシブルの悪役は、イーサン・ハントが余計な感情を持ち込まず任務を遂行できるかどうか、イーサンに揺さぶりをかけているタイプが多いのも特徴です。

この点を見どころにしてシリーズを観るのも面白いと思います。

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