盗むのは汚れた金。タッグを組むのは犯行グループは一度限り。
再び強盗依頼してきた相手をソデにしただけで瀕死の重傷となった悪党は、復讐に出るのだが・・・。
ステイサムによる悪党パーカー映画化。

汚れた金しか盗まない事を信条にする悪党パーカー(ジェイソン・ステイサム)は、旧友のハリー(ニック・ノルティ)から仕事の依頼を受ける。

それはメランダー(マイケル・チクリス)が集めた犯行グループ4人と組んで大金が集まるオハイオステート・フェアを襲撃するものだった。

本来一匹狼のパーカーは、犯行グループと組む時は『一度限り』というポリシーを持っていた。

図に乗って再びヤマを持ちかけてきたメランダーの誘いを断った途端、パーカーは何者かに襲われ瀕死の重傷を負う事になる。

パーカーはメランダーのアジトが、パームビーチであることをつきとめ、報復しようとするのだが・・・

原 題 PARKER
製作年 2013
製作国 アメリカ
監 督 テイラー・ハックフォード
製作総指揮 ブラッド・ラフ
脚 本 ジョン・J・マクラフリン
原 作 リチャード・スターク
撮 影 J・マイケル・ミューロ
音 楽 デヴィッド・バックリー
出 演 ジェイソン・ステイサム(パーカー)、ジェニファー・ロペス(レスリー)、ニック・ノルティ(ハーリー)、マイケル・チクリス(メランダー)、パティ・ルボーン(レスリーの母親)、キップ・ギルマン(マフィアのボス)


原作はリチャード・スタークの『悪党パーカーシリーズ』。
過去にリー・マーヴィン、ロバート・デュバル、メル・ギブソンが主演で映画化されています。

時代を反映し、パーカー役の俳優が代わっていく所も見どころであり、今回の作品では、スタイリッシュなパーカー像を前面に押し出すという意味で、ステイサムが起用されたという事も考えられます。

ストーリーは、依頼を断った為に返り討ちに遭ったパーカーが、メランダーのアジトを突き止め、報復の為に、テキサスの大富豪ダニエル・パーミットという偽IDを作ってまで、アジトの島に侵入します。

そこで現地の美人不動産業者のレスリー(ジェニファー・ロペス)に協力を仰ぐのです。

パーカーは、メランダーらが、富裕層の宝石オークションを狙い、火事を偽装し、そのどさくさに紛れ5千ドル相当の宝石を盗もうとしていることを知ります。

パーカーは彼らに宝石を奪わせて、それを横取りする計画を立てます。
ですがメランダーらは、パーカーが生きていることを知り、殺し屋にパーカー抹殺を命じます。

過去の悪党パーカーもそうですが、今回ステイサムが演じる悪党パーカーも自分の取り分、分け前にこだわり、敵の背後に巨大マフィアが居ようとも、単身で立ち向かっていくところが見どころです。

元々の仕事を紹介したハーリーが助けに来るのかと思いきや、彼は助けに来ない上、恋人のクレア(エマ・ブース)の命まで狙われ、パーカーは孤軍奮闘するしかない所まで追い込まれます。

マフィアの刺客に殺されかかるパーカーですが、最後にはマフィアに落とし前をつけ、江戸っ子の様にレスリーの前から去っていく所もすっきりしていると思います。

一匹狼の男が組織に立ち向かっていくという話は、男性が好みのジャンルですが、現在は劇場未公開のDVDスルー作品にみられます。

『エクスペンダブルス』に出演したゲイリー・ダニエルズ主演の『エージェント・コール』もまた、一匹狼ながら組織にたちむかっていく男性の映画になっています。

ダニエルズ演じるコールは、麻薬取締局の敏腕エージェントながら潜入捜査に失敗し、停職中の身。

ジャーナリストの妻がメキシコで行方不明になり、彼女が現地の麻薬組織に誘拐されたと聞き、孤軍奮闘する話です。

ステイサムばりのアクションも期待できる映画ですので『パーカー』をご覧になられた男性の方にお薦めの映画だと思います。

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