- 2023-1-22
- アクション
- ジェイソン・ステイサム, スー・チー, フランソワ・ベルレアン, リュック・ベッソン

依頼人の素性は聞かない、荷物はあけない、時間厳守、それが運び屋のルール。
掟を破った途端、運び屋に降りかかる災難とは?
ステイサム人気シリーズ『トランスポーター』第一弾。
フランク(ジェイソン・ステイサム)はBMW735iを愛車とする運び屋。
『時間厳守』、『依頼人の名前は聞かない』、『荷物はあけない』という三か条を守る事をひきかえにどんな依頼も引き受け高額な報酬を受け取ってきた。
依頼の最中にタイヤがパンクし修理の為にトランクを開けると、荷物が動いている事に気づいたフランク。
『荷物はあけない』という禁を破り荷物をあけると、そこには手足を縛れてた中国人少女ライ(スー・チー)が居た。
フランクはライに一瞬逃げられそうになるが、すぐに捕まえ目的地に届ける。
そこで再び荷物を運ぶ依頼をウォール(マット・シュルツ)から受けるが、車に戻る前に車が爆発してしまう・・・
原 題 | LE TRANSPORTER |
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製作年 | 2002年 |
製作国 | アメリカ、フランス |
監 督 | ルイ・レテリエコリー・ユン |
製作総指揮:脚本 | リュック・ベッソン |
撮 影 | ピエール・モレル |
音 楽 | スタンリー・クラーク |
出 演 | ジェイソン・ステイサム(フランク・マーティン)、スー・チー(ライ・クワイ)、マット・シュルツ(ウォール・ストリート)、フランソワ・ベルレアン(タルコーニ警部)、リック・ヤンブ(ミスター・クワイ)、ディディエ・サン・ムラン(ボス) |
ジェイソン・ステイサム演じる運び屋フランクの運ぶ荷物が常に『訳あり』でなおかつ、荷物の背景に『訳ありの組織』があり、フランクは訳ありの荷物を運ぶ事で、いやがおうでも組織の揉め事に巻き込まれる事になります。
今回の場合『あけなくてもいい荷物』をあけた上、もう1つのルール、『契約終了後の再契約をしない』を破った為に、争いごとに巻き込まれてしまいます。
フランクは仕事に使っていた車が何者かの手により爆破されたことにより、タルコーニ警部(フランソワ・ベルレアン)から怪しまれ、組織のボス(ディディエ・サン・ムラン)がフランクの家を襲撃しにきます。
ライをつれてきたことで数々の災難に巻き込まれると考えたフランクは、ライから離れようとします。
フランクは、ライから組織が人身売買を行っていて家族も被害に遭っていると聞き、彼女の家族を救おうとします。
しかし彼女の話には嘘があり、家族の一員が人身売買の黒幕だった事が判明。
逆にフランクは組織に捕まってしまうのです。
しかしそれでめげているフランクではなく、フランクはタルコーニ警部の計らいで警察を脱出。
人身売買のコンテナがあるという現場に向かい敵を倒す様はスカっとします。
『ザ・ワン』あたりでアクション俳優としての知名度があがってきたステイサムの名前を定着させたのがこのシリーズ。
シンプルなストーリーと派手なカーアクションが見どころとなっています。
ステイサムがBMWに乗るシリーズは今回だけなので、その点もお勧めです。
やはりお勧めになるのは、ステイサムのカーアクション映画でしょう。
このシリーズの続編になる『トランスポーター2、3』もお勧めとなります。
その他にはステイサムがミニを駆る強盗を演じる『ミニミニ大作戦』もお勧めです。
『ミニミニ大作戦』でのステイサムの役は、最速にして最強の逃亡者・ハンサム・ロブ。
『トランスポーター』の様な大型スポーツカーと違い、小型で小回りのきくミニで街中だけを回り、いかにして裏切り者スティーブ(エドワード・ノートン)の罠から逃げ切れるかというカーアクションも見どころとなっています。
この役の為にメインの出演者がドライビングスクールに通ったというですから、その辺りも含めて見比べてみるのもいいと思います。
シンプルな話の作りでカーアクションを楽しみたい方にお勧めです。
次に観る映画は絶対コレ!