エクスペンダブルズ(THE EXPENDABLES)

アクション

史上最強消耗品軍団は、凄腕傭兵軍団。
アクション映画屈指のスターが集結した映画見参。
スタローン率いる最強無敵の男たちが、映画界に宣戦布告する時がやってきた。

傭兵部隊『エクスペンダブルズ』を率いるロス(シルヴェスタ・スタローン)は、ソマリア沖で勃発した海賊によるシージャック掃討任務を引き受ける。
しかしメンバーの1人・ガンナー(ドルフ・ラングレン)の暴走で、あわや任務遂行不可能となり、ロスはガンナーをメンバーから外す事に。

その後、ロスはマネージャーのツール(ミッキー・ローク)を通じ謎の男チャーチ(ブルース・ウィリス)に出逢う。
チャーチは、ロスに南アメリカの小国・ヴィナーレに巣食う独裁者ガルサ将軍(デヴィット・ザヤス)を排除してくれと依頼してきた。

ロスはメンバーのクリスマス(ジェイソン・ステイサム)と共に現地に向かうが・・・

原 題 THE EXPENDABLES
製作年 2010年
製作国 アメリカ
監督・脚本 シルヴェスター・スタローン
製作総指揮 ボアズ・デヴィットソン
撮 影 ジェフリー・キンボール
音 楽 ブライアン・タイラー
出 演 シルヴェスタ・スタローン(バーニー・ロス)、ジェイソン・ステイサム(リー・クリスマス)、ジェット・リー(イン・ヤン)、ドルフ・ラングレン(ガンナー・ヤンセン)、ランディ・クートア(トール・ロード)、テリー・クルーズ(ヘイル・シーザー)、ミッキー・ローク(ツール)、ジゼル・イティエ(サンドラ)、エリック・ロバーツ(ジェームス・モンロー)、スティーブン・オースティン(ダン・ペイン)、ゲイリー・ダニエルズ(ザ・ブリット)、デヴィット・ザヤス(ガルザ将軍)、カリスマ・カーペンター(レーシー)、ブルース・ウィリス(チャーチ)、アーノルド・シュワルツェネッガー(トレンチ)

現地についたロスとクリスマスが出逢ったのは将軍の娘で反政府ゲリラとして戦うサンドラ(ジゼル・イティエ)でした。
その上ガルザ将軍は傀儡的存在で、実権を握るのは元CIAのジェームス(エリック・ロバーツ)らだと判明します。

エクスペンダブルズ=消耗品とはよく言ったもので、劇中でもロス率いる凄腕傭兵軍団は、他の人間が社会的立場がまずくなるので引き受けない仕事を、命を張ってもまだ安い金額で引き受けます。
その様は、体当たりで生きてきたシルヴェスタ・スタローンの人生や、彼を慕う俳優陣そのものです。

今回も、引き受けた悪党退治の仕事を、紆余曲折の末、真の黒幕を見つけ任務を遂行します。
『そこまでやらなくても』と思うほど爆薬を使いまくり相手の陣地を壊しまくるクライマックスシーンは、日頃ストレスが溜まっている人には見どころでもありお勧めです。

この他に『エクスペシリーズ』の隠れた見どころは、演じる俳優の自虐ネタです。

ロスのライバル傭兵会社のトレンチ(アーノルド・シュワルツネッガー)が、この仕事は譲るという話をしますが、その際にロスはトレンチに『あいつは大統領戦で忙しい』というシーンがありますね。

薬物中毒になり仕事の足をことごとく引っ張るラングレン演じるガンナーの役も、半分は本人の自虐ネタという説もありますし、ミッキー・ローク演じるツールの女性関係話も本人のネタなのだそうです。

アクションの間に、テンポよくこれら出演俳優の自虐ネタが入り、これを楽しみにするファンがいる事が、シリーズ継続人気要素のひとつとなっています。

Recommend

スタローンは、史上初’70年代~’10年まで、10年おきに主演、脚本をつとめた映画が北米公開初週興行1位を記録している業界人です。

それもあってか、彼にキャリアの窮地を救って貰った肉体派、アクション派俳優が多いのもこの映画の出演には目立ちます。

おすすめは、同じ『エクスペシリーズ』や、トム・ハーディ主演『マッドマックス』、ドルフ・ラングレンの『ユニバーサル・ソルジャーシリーズ』などがお薦めです。

このシリーズ、時代劇的に最後は悪い人間は全員エクスペンダブルズに勝てないというオチになっている事と、名前の知れた大物アクション俳優が大勢出演している定番アクションシリーズという事もあり、男性がストーリー展開を気にせず安心して観れる鉄板シリーズの1つでもあります。
 
次に観る映画は絶対コレ!

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